今、人気の注文住宅の良さ

まめちしき  |

関東大震災や阪神・淡路大震災、東日本大震災は、日本の歴史の中でも特に有名な震災として、頻繁に名前を挙げられます。規模の大きさはもちろんのこと、二次被害を含めた行方不明者・死者数の多さや道路・建造物の被害の大きさも、これらの震災がことさら恐ろしいものとして記憶されている要因でしょう。

日本は他国に比べて地震が多いと言われている国です。これは、「プレート」と呼ばれる動く岩盤の端が日本に多く存在することに加え、日本の四方にも存在していることが原因と言われています。

地理に起因する災害であるため、地震を完全になくすことはできません。そこで、日本では昔から地震に強い建造物を作るための工夫が行われてきました。大きな地震が起こるたびに耐震基準は見直されています。現代の住宅の多くも、ある程度大きな規模の地震に耐えられるように工夫されています。

では、どのような建築物が、地震に強いと言えるのでしょうか?地震に強いと言われている建物の建築工法を3つ挙げます。

ベタ基礎

建物を支える基礎部分の作りには色々ありますが、その中でも「ベタ基礎」と呼ばれる作りを用いた建造物が、耐震性が強いと言われています。「ベタ基礎」は、厚さ約150mmの鉄筋コンクリートが建造物を支えている作りで、安定性に優れています。

ただし、ベタ基礎と並んで一般的な「布基礎」よりも鉄筋とコンクリートを多く使用するので、布基礎と比較して施工費用が高くなります。そのため、地盤の強度に問題がない土地に家を建築する場合は布基礎のほうがコストを抑えられます。しかし、地盤が頑丈な土地でもベタ基礎のほうが、耐震性が高いことには変わりありません。

鉄筋コンクリート造(RC造)

木造や鉄骨に比べて鉄筋コンクリートで作られた建造物は耐震性が高いです。これは、横揺れの地震の場合は引っ張られにくい鉄筋の特性が、縦揺れの地震の場合は圧縮されにくいコンクリートの特性が有利であることが理由と言われています。また、耐火性・耐熱性があるため、二次災害として火災が発生しても木造や鉄骨に比べて火の回りが遅いです。鉄筋コンクリート造の建造物は、高い防音性でも知られています。

2×4工法(ツーバイフォーこうほう)

縦2インチ(5.08㎝)、横4インチ(10.16㎝)サイズの角材を組み合わせる木造建築工法です。西部開拓時代のアメリカが発祥地であり、アメリカ・カナダの約9割の木造住宅にこの工法が用いられています。2×4工法は耐震性のほか、耐風性も高く、古くから日本で用いられてきた木造建築工法と比較して高機密・高断熱というメリットもあります。

家を借りる時、または家を買う時に、間取りや日当たり面など気にするポイントはいくつもあるでしょう。その中でも安全性に優れた建造物であるかどうかは、もっとも重視したいポイントのひとつと言っても過言ではありません。しかし、防犯面ならばともかく、耐震性を気にかけて家を決める方は、特に賃貸を借りる方には多くないのではないでしょうか?

耐震性に優れた2×4工法を用いた建築物のひとつに、天草ハウジングの輸入住宅があります。こちらの輸入住宅は、賃貸物件にも採用されています。天草ハウジングは、世代を越えて100年住み続けられる家を作ることを建築の「キホン」としており、2×4工法を用いているのも、地震が多い日本で100年暮らせるようにという理由がひとつです。

借りる場合も購入する場合も、まずは、地震が多い日本に適した耐震性を備えているかをはじめ、長く安全に暮らせるかどうかを考えて家を選んでください。

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