注文住宅を発注するまでの流れについてについて、順に見ていくことにします。まず、発注すると言う事は、注文する業者に対して正式に金銭契約を交わす事を意味します。厳密には注文主は注文書を作成し、受注する業者側は注文請書を作成して、双方それら書類に記載された契約内容に基づき、進めていくことを約束したことになります。そして、注文主は最初に、注文内容を業者側と決めていかなければなりません。まず、土地とその場所の条件を納得し、その土地に建築可能な内容の建築物を設計してもらいます。もちろん注文主の要望を最大限に反映した内容で、しかも、一度で設計図か確定する事はまずありませんので、遠慮なく、建物に対する法的規制があっても、要望を出来る限り方法手段を変えて設計プランに反映してもらうようにします。注文住宅は、設計者側のプランではなく、注文主側のプランを最優先する事が最大のメリットなのですから、最初の設計は、細かく確認する事が大事です。平面図で不明な場合は、設計パースなどの三次元図で説明してもらいましょう。そして、この段階で、要望が反映されにくいようであれば、他の建築会社を探すことも考慮します。業者選びがかなり大事とも言えます。そして、納得いく条件が揃ったとき、ようやく発注するという流れになります。